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アクセントの種類

アクセントにはアクセントを示す方法によっていくつか種類がある。 ピスカでは強弱アクセント長短アクセントというアクセントが存在する。

強弱アクセント

強弱アクセントとは、アクセント位置を強く読むことでアクセントを表す方法である。 アクセントの位置は全ての単語について規則的に決まっているわけではない。 しかし、ある程度の原則のようなものは存在する。

  1. 大原則として後ろから2つ目の音節にアクセントを置く
  2. 単音節単語はその音節にアクセントを置く
  3. 母音連続が存在する場合は連続母音の前側の母音にアクセントを置く
  4. 派生語は語基のアクセントを継承することが多い

長短アクセント

長短アクセントとは、アクセント位置を長母音で読むことでアクセントを表す方法である。 基本的にアクセント音節が開音節(母音で終わる音節)の時に長母音で読む。 また、アクセント音節でない場合でも、以下のような場合には長母音で読まれることがある。

  1. 数接辞
  2. 語基のアクセント位置

語基のアクセント位置を長母音で読むことに関してはアクセントの残留を参考にされたい。

余談だが、ピスカは長母音と短母音で意味の区別を行わない。 基本的にアクセント音節は長母音で読まれ、そうでない音節は短母音で読まれる。

アクセントの残留

派生語ではアクセント位置は基本的に語基のアクセント位置と同じ位置に置かれる。 また、ときによりアクセントが派生語の後ろから2音節目に移動することがある。 派生語になったときにアクセント位置が移動するが、元々長母音で読まれていた旧アクセントが そのまま長母音で読まれることがある。 これをアクセントの残留という。

kamkarineer : カムカーリネーエル

アクセント位置は4音節目<ne>に移動しているが、2音節目<ka>は長母音のままで読まれる。