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形容詞とは

形容詞とは、状態や様子を表す品詞のことである。 ほとんどの形容詞は辞書系では語尾が<~on>である。 後述する連体形容詞連用形容詞は辞書形の語尾が<~on>でない。

用法

形容詞は文中で以下の役割を果たすことがある。

  1. 補語(叙述用法)
    pem hiba moxon.
    あの馬は大きい
  2. 連体修飾語
    moxon hiba
    大きい
  3. 連用修飾語
    penan moxon.
    とても大きい。

分類

文法的な分類

名称説明
連体形容詞連体修飾語にしかならない形容詞dem(この)
連用形容詞連用修飾語にしかならない形容詞pan(とても)

意味的な分類

名称説明
色彩形容詞色を表す形容詞xaron(赤い), karon(明るい)
味覚形容詞味を表す形容詞nufton(美味しい), oton(甘い)
形状形容詞形を表す形容詞ramdon(丸い)
温度形容詞温度を表す形容詞gotton(熱い), garon(暖かい)
痛覚形容詞痛覚を表す形容詞
規模形容詞大きさなどを表す形容詞moxon(大きい), pibon(長い)
力学形容詞力を表す形容詞pajmon(強く), kampon(硬い)
数量形容詞量を表す形容詞mombon(多い), mon(全ての)
時間形容詞時間を表す形容詞kosmon(新しい), teston(直前の)
人格形容詞性格を表す形容詞

正負

形容詞の中には対の意味を持つ組み合わせが存在する。 対の意味を持つ形容詞の中で、数値が大きいものやポジティブなものを表す形容詞を正の形容詞という。 逆に数値が小さいものやネガティブなものを表す形容詞を負の形容詞という。

moxon(大きい)qunon(小さい)
mombon(多い)xujon(少ない)
gotton(熱い)najron(寒い)

正の形容詞は尺度を表す派生名詞を作ることができる。